Library
B
Ludwig van Beethoven Adagio from Piano sonate "Pathetique"
Luiz Bonfa arr.磯崎敦博 黒いオルフェ
C
coba 楽天家に捧ぐ螺旋
D
Jean-Michel Damase Ritournelles
Yvonne Desportes French Suite
F
Henry Fillmore The Circus Bee
Jean Francaix Petit Quatuor
G
Ida Gotkovsky Quatuor de clarinettes
Clare Grundman Bagatelle for four Clarinets
Caprice for Clarinets
M
三浦 真理 Clover Fantasy
P
Astor Piazzolla Four for Tango
Histoire du Tango
T
Henri Tomasi Trois Divertissments
Terence J. Thompson Suite City scenes

Ludwig van Beethoven Adagio from Piano sonate "Pathetique"
ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」作品13の第2楽章をクラリネット四重奏にアレンジしたもので、編曲者はCharles Renard。

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作曲者であるcobaは世界的に有名なアコーディオン奏者。彼にとって初めてのクラリネット四重奏曲は、まるでクラリネットの限界を試すような挑戦的難曲となった。
奏者は、予測不能な音の跳躍や高度に絡み合ったアンサンブルを要求される。
後半部分に上昇及び下降のポルタメント(音を滑らかに移行させる奏法)が出てくるが、これはテープレコーダーが自然に動きを停止し、また動きだす様を表現している。
随所に魅力溢れるパッセージと複雑に入り組んだリズムが、独特の螺旋を紡ぎだしている。

Yvonne Desportes French Suite
デポルトはフランスの女流作曲家。パリ音楽院で教鞭を執るかたわら、作曲活動を行った。
クラリネット四重奏に佳曲をいくつか残しており、この「フランス組曲」もその一つ。バロック時代にフランスの宮廷で流行した舞曲の趣向を踏襲して近代的な和声で色づけが行われている。構成は次の通り。
1.Prelude
2.Sarabande
3.Gavotte
4.Menuet
5.Bourree
6.Gigue

Jean-Michel Damase Ritournelles
1928年フランスはボルドーに生まれたダマーズは、フルートやハープを中心とした器楽、室内楽作品を多く残していて、その作風は洗練された和声と流麗な旋律を持つ。
この曲は1979年の作品で、フランス語でリフレイン、口癖といった意味を持つ曲名通り、各パートが次々と旋律を奏でていく。
1.Theme varie,2.Ballade Irlandalse,3.Pastourelleの3楽章構成。浮遊感ある独特な世界が展開する。

Jean Francaix Petit Quatuor
フランセは1912年生まれのフランスの作曲家。ピアニストとしても才能を発揮し、数多くの室内楽作品を発表した。作風は変化に富んだリズムや瀟洒な和声感覚に裏付けられつつ、皮肉やユーモア溢れるものになっている。このプチカルテットはもともとサキソフォーン四重奏のために書かれた曲であり、楽譜の指定では3番クラリネットはバセットホルンが担当する。
第1楽章「冷やかし(Gaguenardise,Allegro)」は、街頭で演奏するのが似合いそうな娯楽ムードにあふれている。第2楽章「カンティレーヌ(Cantilene,Lento ma non troppo)」は、子守歌なのか恋歌なのか、物憂い歌といった趣で前後の楽章との対比をつけてある。第3楽章「滑稽なセレナーデ(Serenade comique,Molto vivo)」は、軽快なリズムを伴った3/8拍子の楽章。後半部の全パートにスラップタンギングが盛り込んである。

Mari Miura Clover Fantasy
クラリネット界では今や中高生のアンサンブルコンテスト等では耳にしないことが無いほどの有名曲。
曲は4楽章構成で、それぞれ1.夜明けのダンス、2.午後の間奏曲、3.夕暮れのパヴァーヌ、4.夜の構図と、題が付けられている。
変拍子と不協和音、そこかしこに点在する美麗なメロディとともに、幻想的な一日を体験してみよう。

Henri Tomasi Trois Divertissments
トマジはフランス、マルセイユ生まれの作曲家で、その作風は直線的で激しい面と色彩的に扱われる不協和音を巧みに使い分ける面を合わせ持っている。
第1曲「POURSUITES<追いかけ>」主題となるモチーフが四人それぞれにめまぐるしく配され、音響的な効果が楽しい。
第2曲「MASCARADE<仮面舞踏会>」(Petites Gitanes<小さなジプシー>)どこか気の抜けたようなメロディが各パートに分配される。中間部は激しく乱舞しているところだろうか。
第3曲「RONDES<輪舞>」爽快感溢れる終曲。

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